遺伝子組換え技術とは、ある生物(ナタネ、わた、)から目的とする(害虫に強いとか、収量を多いとか、冷害につよいとか)有用な遺伝子を人工的に取り出し、〔本来、遺伝子は、受精、自然交配などによる。)別の生物の遺伝子に組み入れる技術であり、サイボーク技術である。生物は、互いに絡み合って餌を中心に、食物連鎖を組んでいる。人工のものを自然が受け入れる出来るものなのか疑問である。虫媒花の場合、虫が、交配の役割を担う。今までの品種改良と異なる点は、種の壁を越えてしまった技術だからである。今までは、種の壁を越えられなかった。果たして、魔法の技術が、将来的に人間の細胞に取り込まれて悪さをしないだろうか?少し閉鎖的な考えではあるが。
これは、厚生労働省が組替えDNA技術応用食品および食品添加物の安全性評価指針にもとずいて評価される。インターネットによる抜粋を紹介します。
食 調 第 59 号
平成11年9月10日
食品衛生調査会
委員長 寺田 雅昭 殿
食品衛生調査会
バイオテクノロジー特別部会
部会長 寺尾 允男
「組換えDNA技術応用食品・食品添加物の安全性評価指針」
に適合していることの確認を行うことの可否に関する部会報告書
平成10年11月20日付厚生省発生衛第234号、平成10年1月27日付厚生省発生衛第12号及び平成8年10月24日付厚生省生衛第883号をもって諮問された食品・食品添加物の安全性が「組換えDNA技術応用食品・食品添加物の安全性評価指針」に適合していることの確認を行うことの可否については、組換えDNA技術応用食品等の安全性評価に関する分科会において審議してきたところである。
今般、分科会の検討結果を踏まえ、食品衛生調査会バイオテクノロジー特別部会において審議した結果を別記のとおり取りまとめたので報告する。
(別記)
1.審議経過
次の(1)から(3)に該当する食品・添加物の安全性評価が、「組換えDNA技術応用食品・食品添加物の安全性評価指針」(以下「安全性評価指針」という。)に適合していることの確認を行うことの可否について、食品衛生調査会バイオテクノロジー特別部会(以下「部会」という。)において審議された。
(1) 平成10年11月20日付厚生省発生衛第234号をもって諮問され、同日食調第87号をもって付議された食品5品種。
(2) 平成10年1月27日付厚生省発生衛第12号をもって諮問され、同日食調第7号をもって付議された食品3品種および食品添加物1品目。
(3) 平成8年10月24日付厚生省生衛第883号をもって諮問され、同日食調第87号をもって付議された食品2品種。
部会においては、詳細な検討を行うため、専門家で構成された「組換えDNA技術応用食品等の安全性評価に関する分科会」(以下「分科会」という。)を設置し、この分科会における検討をもとに、さらに部会において審議を行うこととした。分科会は平成10年12月8日から平成11年8月5日の間に6回開催され、諮問された食品及び食品添加物の安全性評価が安全性評価指針に適合しているかどうかの検討を行った。
この分科会での検討結果を受け、平成11年9月10日に部会において審議をおこなった。
2.審議結果
(1) 次の食品7品種の審議内容の詳細については、別紙1 2 3 4 5 6 7 の報告書のとおりである。
ア 対象品種 なたね(WESTAR-Oxy-235)
性質 除草剤耐性
申請者 ローヌ・プーラン油化アグロ株式会社
開発者 RHONE-POULENC AGROCHIMIE(カナダ)
イ 対象品種 わた(Bollgard with BXN Cotton)
性質 害虫抵抗性及び除草剤
耐性申請者 日本モンサント株式会社
開発者 Calgene Incorporated(米国)
ウ 対象品種 てんさい(T120-7)
性質 除草剤
耐性申請者 アグレボ ジャパン株式会社
開発者 Hoechst Schering AgrEvo GmbH(ドイツ)
エ 対象品種 とうもろこし(DLL25)
性質 除草剤
耐性申請者 日本モンサント株式会社
開発者 Dekalb Genetics Corporation(米国)
オ 対象品種 とうもろこし(DBT418)
性質 除草剤
耐性申請者 日本モンサント株式会社
開発者 Dekalb Genetics Corporation(米国)
カ 対象品種 とうもろこし(ラウンドアップ・レディー・トウモロコシ GA21系統)
性質 除草剤
耐性申請者 日本モンサント株式会社
開発者 Monsanto Company(米国)
キ 対象品種 なたね(PHY23)
性質 除草剤
耐性申請者 アグレボ ジャパン株式会社
開発者 Plant Genetic Systems(ベルギー)
(2) 次の食品3品種、食品添加物1品目については、さらに検討が必要なことから、審議を継続することとされた。
ア 対象品種 大豆(260-05系統)
性質 高オレイン酸形質
申請者 デュポン株式会社
開発者 Optimum Quality Grains L.L.C.(米国)
イ 対象品種 じゃがいも(ニューリーフ・プラス・ジャガイモ)
性質 害虫抵抗性及びウイルス抵抗性
申請者 日本モンサント株式会社
開発者 Monsanto Company(米国)
ウ 対象品種 とうもろこし(CBH351)
性質 害虫抵抗性及び除草剤耐性
申請者 アグレボ ジャパン株式会社
開発者 Plant Genetic Systems(ベルギー)
エ 対象品目 フィターゼ
申請者 ノボノルディスクバイオインダストリー株式会社
開発者 Novo Nordisk A/S(デンマーク)
(3) 次の食品1品種については、申請者の申し出に基づき、申請取り消しの手続きが必要とされた。
対象品種 とうもろこし(TC676,TC678,TC680系統)
性質 雄性不稔性
申請者 パイオニア ハイブレッド ジャパン株式会社
開発者 Pioneer Hi-Bred International,Inc.(米国)


