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スクランブルタッチ
食に関する情報(食育・食物アレルギー・食物連鎖・地産地哨・フード・マレージ・日本の農業を支援する会)の発信をしながら、共通の認識の輪を広げていきます。

アレルゲン表示その3

食物アレルギー児の、集団給食の対応における誤食については、たくさんの事例があります。大都市のM区の保育園で実際に起こった出来事です。牛乳に過敏な幼児が、園児が、指につけた牛乳を指でピーンと1滴、アレルギー児のほっぺたについたとたん、赤味が現れ、瞬く間に、顔がはれ上がる事故が起きました。目は、どんより、くちびるはタラコのように腫れあがり、セキが出てしまい、病院に搬送され、あやうく命は、取りとめました。公立、私立の保育園、幼稚園、小学校の先生方に食物アレルギー児に対する理解を深めていただけるようお願いするしだいです。


アレルギー支援ネットワークより

☆1.テーマ「アレルゲン表示」その3★
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アレルゲン表示に関わる混入事故‐私の体験談‐

 はじめまして。N県に住むSといいます。
 今回送っていただいたメールマガジン6号を拝見して、私の子供と似たようなことが起きているんだなと思いこのメールをしました。
 私の息子(卵・小麦・そば・生の魚介類にアレルギー)は3年前、給食など食べられない時は弁当持参していました。そして、園のおやつにと持参した「卵不使用」と書かれた「○○○プリン」(A乳業)を3分の1ほど食べたところ、眼の周囲から蕁麻疹がでて、しばらくして呼吸困難になりました。園から緊急に病院受診し、無事に事なきを得ました。
 そのプリンは園で食べる前に自宅で二回ほど食べていましたが、それまでは何事もありませんでした。初めのうちは、園でプリンを食べて症状が出たので、園での取り違えではないかと心配しました。しかし、子供が覚えており、間違いなく持参したプリンを食べたとのことでした。
 主治医の判断では「ショックを起こした時間なども考えると、おそらく食べたプリンが原因ではないか」ということでした。食べたプリンは保管してありませんでしたが、三連のプリンだったので、「今後のこともあるから」と主治医の善意で、残っていた1つを検査機関で調べていただきました。その結果では卵が40ppmも検出されました。
 ビックリして、購入した地元のB管轄保健所に連絡し、残りのプリンを提出しました。ところが、B保健所を通して検査されるものと思っていたそのプリンは検査されることなく、製造元のC管轄保健所に送られてしまいました。しかも、それもC管轄保健所から検査機関に送られるのではなく、製造元のメーカーに返却され、検査に出されたと聞きました。
検査結果では卵は検出されなかったとの報告でしたが、私は納得がいきませんでした。
 C管轄保健所に行き、「納得できない」というと、担当者は「アレルギーは、語源からもわかるように不思議なとか、理解できない反応がおこるから、お宅もそうであったのだろう」とか、「プール一杯のところに一滴くらいの卵にショック反応なんてありえない。間違って他のものを食べたのではないか」と信じられない発言でした。
 そこで、「製造元メーカーに渡して検査するなら、渡さなかった」というと、「保健所に出したものをどう扱おうとこっちの勝手や」とまで言われ、あまりの腹立たしさに泣いてしまいました。
 それでも、私は納得がいかず、再三C管轄保健所に出向きました。
 それというのも、その担当者に渡した「ショック症状のでている子どもの写真」が、「給食施設において衛生管理と食の安全について」という研修で、講師であったその担当者がその写真を「卵と表示がなかったプリンでショックを起こした例」としてスライドで紹介されたと聞いたからです。
 発症した日にA乳業のお客様相談室に問い合わせたところ、アレルゲンフリーの専用ラインであるから問題ないといわれましたが、調べてみると卵だけでなく、小麦入りのプリンも同じラインで製造されていました。当時、そのプリンは、「卵アレルギーに対応している」と表示されていませんでしたが(現在はホームページで卵アレルギーに対応と表示)、「卵不使用」と強調してかかれていました。加工食品のアレルゲン表示義務が始まってから3年近くたっていた時期でしたが、もちろん原材料に「卵」の表示はありませんでした。念のため、お客様相談室に問合せたところ、「製造は専用ライン」との説明を受けましたので、安心して買って食べさせていました。
 このため、その担当者に「同じラインを使っているなら、せめて、他の子供が発症しないためにも注意喚起表示をしてほしい」というと、「他の子供は関係ない。今はお宅の話をしている。そんなに言いたければ、お宅が勝手に業者に言えばいいでしょ。うちは、出された結果を報告する場所であって、通常の事務処理しかできない。」と言われてしまいました。
 これでは何のための「表示義務」で、また、それをチェックするのが保健所ではないかと思いました。しかし、様々な事情がありそれ以上すすみませんでした。折角、アレルギー表示が法制度化されましたが、私のような悔しい体験を味わった方も少なくないのではと思います。事故も無く、患者のために十分役に立つアレルゲン表示制度に改善されることを強く願っています。
これに関わる顛末はまだ沢山ありますが、とりあえず「私の体験談」をお知らせし、何かのお役に立てればと思います。
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テーマ:アレルギー・アトピー - ジャンル:育児

【2007/07/17 23:11】 | 食物アレルギー | トラックバック(0) | コメント(0)
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SoRa&CoCo

Author:SoRa&CoCo
財団法人あしたの日本を創る協会(元内閣府NPO)神奈川県理事、
NPOアレルギー支援ネットワーク(名古屋)理事、赤ちゃんから高齢者の食べ物についてアドバイスしています。
元アレルギー連絡会代表、横浜食育食物アレルギーの会代表、元ハッピーフレンズ代表、出来るだけ取れ立ての野菜を食べよう運動を展開中。

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